Research 研究

みなさんは海洋生物と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?食用の青魚やカラフルな観賞魚、暖かい海域のサンゴ。あるいは深海のハオリムシやダイオウグソクムシを思い浮かべる方もいるかもしれません。人類は海洋生物を食料としてだけでなく、医農薬を含む生理活性物質の探索資源としても利用してきました。いくつかの物質が医薬品や農薬として活用され、生命現象をひもとくツールとしても重要な役割を果たしてきました。このような海洋生物からわたくしたちは、ユニークな生物活性を示す分子を探索し、その生物活性の発現メカニズムの解明研究を進めています。そして最近は、人類に使われてきた生物活性分子の本当の機能の解明研究にも取り組もうとしています。具体的には2名の教員が以下の研究を推進しています。

(1)共生・抗生物質のケミカルバイオロジー(西村グループ

(2)海藻レクチンの探索と機能解析、開発研究(平山グループ